そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)
世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!
むげんことわざものがたり(偕成社)
好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本
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一年詩集の序 でんでんむしのかなしみ 里の春、山の春 木の祭り でんでんむし 新美南吉さんの4つのお話しとはじめの詩 どれも 感動しました 言葉遣いも優しくて 何より 心の優しさが感じられます 最後のお話の でんでんむしに ぐっと心惹かれました お母さんの背中に生まれたばかりの 小さなでんでん虫が お母さんとの 会話に 深い親子の愛情を感じ 感動しました! お母さんも知らない不思議な世界 「そらのむこうに なにが あるの?」 「さあ、 それも しりません。」 お母さんも知らない わからない ふしぎな とおいそらを みつめている でんでん虫の赤ちゃんに 未来を見つめる目を感じました かみやしんさんの挿絵も ステキでした 大人の絵本のようでもあります 思春期の方にも 新美南吉さんの優しいお話を読んでほしいな〜 そんな事を思いました
投稿日:2015/07/22
新見南吉の小さなお話をいくつかまとめたものです。 丁寧な語り口、生き物たちに宿る感性が素敵だと思いました。 「でんでんむしのかなしみ」 一匹のでんでんむしがふと気づくのです。 背中の殻には悲しみがいっぱい詰まっているのではないか。 不安になり、仲間のところへ行くと、皆同じことがわかり、自分の心の持ち方を悟るのです。 奥が深い、余韻が残りますね。 「里の山、山の春」 春遅い山奥の小鹿は、まだ見ぬ春について思いめぐらすのです。 そして、山を下りて実感した、野原の春。 小鹿を通じて、読者も春を感じることができそうです。 「木の祭り」 野原の真ん中の木に花が咲き、蝶々や虫、蛍がやってくる様子が幻想的に描かれます。 「でんでんむし」 でんでんむしの親子の会話が面白いです。 見るものが何でも不思議なでんでんむしの子の疑問が微笑ましいです。
投稿日:2014/12/21
あれ? 詩とこの前読んだ3つのおはなしも 一緒に入っています 「でんでんむしのかなしみ」は 以前に読んだことあるのに 絵を見ながらだと また違う感じを受けます 宗教がかったお話に 子どもを亡くした若いお母さんが あまりの悲しみに救いを求め 「町の1軒1軒をくまなき歩き 誰も亡くなった人の居ない家を探しなさい」と言われ 素直にそうするおはなしを思い出します 結局、悲しみは自分だけではないのだと いうことに、自分で気が付かなければならない でんでんむしもそれを教えてくれます 前回読んだ新美南吉の生い立ちの影響を 感じさせるお話です 学生の時の作品だそうです 繊細な心の持ち主だったんでしょうね 「詩」も素敵です
投稿日:2012/02/12
繰返し読むとすごく心にしみてきます。 特に私は「かなしみはだれでももっているのだ。わたしばかりではないのだ。わたしはわたしのかなしみをこらえていかなきゃならない」という部分が好きです。この部分を読むことで、人にもやさしくなれるし、自分とも向き合えるような気がします。 子どもにはまだ難しいですが、もう少し大きくなったら読んであげたいです。
投稿日:2011/10/09
ある絵本屋さんで「大人にオススメの絵本」として紹介されていました。 美智子さまも元気づけられた作品だそうです。 表題の「でんでんむしのかなしみ」は特に心に染みます。 自分が背負っている貝の中が悲しみでいっぱいと気がついてしまったでんでんむし。 でも、みんなにも聞いてまわり、自分だけが悲しいわけではないことを知ります。 「かなしみはだれでももっているのだ。わたしばかりではないのだ」 美しい挿絵とともに、人生の喜び悲しみをそっと教えてくれる絵本です。
投稿日:2021/05/19
お隣町になる新美南吉記念館には幾度か訪れたことがあります。そこを訪れると懐かしい気持ちになれるのが好きな私です。 ”かみやしん”さんの描く挿絵、”うまやのそばのなたね”ようねん 童話絵本に描かれている挿絵が特に好きです。この本には、 (詩)一年生詩集の序 でんでんむしのかなしみ 里の春山の春 木の祭り でんでんむし 5つの作品が収録されています。 新美南吉の本を読むとなぜだか優しい気持ちになれるし、昔が懐かしく思います。私にとっても癒しなんだと思います。
投稿日:2020/01/14
「でんでんむしのかなしみ」「里の春、山の春」「木の祭り」「でんでんむし」の4つのお話が収録されています。 「でんでんむしのかなしみ」はほかにも絵本で出ているのを読んだことがあります。全部いいと思うのですが、やっぱり私はこの「でんでんむしのかなしみ」が一番印象に残りました。 悲しみは誰でも持っているものだからこそ…。
投稿日:2017/10/16
しっとりとした雰囲気が心地よい絵本です。 新美南吉の作品が4作収録されています。 中でも一番心に残ったのは、タイトルにもなっている「でんでんむしのかなしみ」でした。 とかく人間は自分が辛い状況であることをアピールしたがるもの。 でも辛さや悲しみは、多かれ少なかれ誰もが持っているものなのだと改めて感じました。 他人の悲しみを理解できたとき、自分の悲しみも克服できるのではないでしょうか。
投稿日:2009/04/19
まだ私が学生だった頃、母が私に「読んでみたら」と勧めてくれた1冊でした。 美智子様のご愛読書ということもあり、世間でもにぎわっていた頃のこと。 悲しみはだれにでもある、自分だけじゃないんだ・・・と、 心に強く打たれたメッセージでもありました。 先日実家に行った時、この絵本があって久々読み返しました。 いくつになっても、この絵本は私の心の支えになってくれる本だと思います。 勿論我が子にも読んであげたい、あげようと思っています。
投稿日:2008/05/14
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