「おばけやしきにおひっこし」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

赤を基調にした絵本、おばけの透けるような白がおばけの存在感を出しています。
しかし、おばけを捕まえて洗濯したら、シーツのような布地になるのが不思議です。
発想のユニークな面白い絵本です。
どのような場面で使いましょうか。

ちょっとかわいすぎるかな、とは思ったけど、
はっきりとした絵で見やすそうだと思ったので
おばけ大好きな息子に読んであげました。
タイトルでしっかり食いつきました。

マージョリィがおばけやしきにお引っ越しをしてきました。
おばけ達を全く怖がることなく、お化けを次々につかまえて、
洗濯をして、キレイにしてしまいます。
そして、そのおばけ達を・・・！

見やすい絵とテンポの良い話で
楽しく読めました。

オレンジに黒の配色に目を惹かれました。
ページを開くと白いおばけたちが登場します。
このおばけの質感が・・・ぜひ実際に見て、触ってほしいです。
娘も最初びっくりしていて、指で何度も撫でていました。
おばけがあんなものやこんなものに変身するのもニッコリします。

お化け屋敷に引っ越してきた女の子。
かわいいお顔で平然とお化け屋敷に向かい・・・すごいなと思っていたら、実は魔女だったんですね！
とっ捕まえられ、洗濯され・・・
ちょっと気の毒なお化けたちでしたが表情は嬉しそう。
意外なものになったおばけたちでした。
でも本当にそれでいいの！？（笑）

絵が素敵でした！
バックのオレンジと版画の黒い絵がとても合っていますね。
白色のおばけがすごくひきだっていました。

「これ、幼稚園で読んでもらったんだ」と、長女が言いました。

オレンジと黒の世界、そして「おばけ」のお話とくれば、私の頭に浮かんだイメージは「ハロウィン」です。
カボチャであったり、「お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞー」といった、はっきりハロウィンというものは無いのですが、ハロウィンを連想しますよね。

オバケも魔女のマージョリィも、とてもかわいいので、怖がりの長女も楽しんでいました。
なにしろ「私、この絵本なら、オバケのお話でも大丈夫なんだ」と言ったくらいですから。