「おばけがぞろぞろ」 大人が読んだ みんなの声

夏　おばけの話が好きな子ども達に・・・
もののりくんあそびましょ　　ぞぞまるちゃん　　　おろむかくーんはゴミ箱の中から・・・・
ぞんびえくん　おびるべちゃん　　　うめもらくん　　　ぞりんばちゃん
いえい！
おばけが大集合　あそぼ　あそぼ　
ラスト　しんごしゃん　あそぼ　　　
しんごちゃんはあそぶのかしら？　　そこが知りたい！　

おもしろいおばけだけれども　　意外と　子どもはおばけが怖いものだからね　　　しんごちゃんはどうするかな？？

ナンセンス絵本の巨匠のひとり
佐々木マキさんの夏におすすめの一冊です。
お化けの名前がもう、奇想天外すぎて
ついていけないのですが、
そこがこの絵本のミソなんだと思います。
お化けの見た目と名前が全然関係ない。
でも、それでいいじゃんっていうね。
それがむしろ心地よくなってくる絵本です。
そもそもお化けなんだしね。
佐々木マキワールド全開です！

「あそびましょ」っとおばけが友達を誘って
ぞろぞろと題名通りに増えてゆきます。
昔ながらのおばけではなくて、新種のおばけです。
でてくるところも、飛行機、水道、彫像など様々で
さて、みんなで集まってこれからどうなるの？というところで
普通の男の子のところへ。
普通ですよね、わからないけど。
こんなにいろいろな友達がいたらちょっと心強いかも。

お化けのイラストが、かわいいように見えて不気味。なんとも絶妙です！
とてもシンプルでわかりやすいストーリーなので、小さなお子さんでも楽しめると思います。
お化けの絵本はたくさんありますが、なんとも個性的です。
お化けがちょっと苦手なお子さんでも、楽しめるような気がします。

個性的なおばけがたくさん出る絵本です。
名前も姿も変わっていて面白いです。佐々木マキさんらしいなー。
我々の日常のそこかしこにおばけは潜んでいる！？
と言ってもユーモアのあるおばけたちで怖くないので大丈夫ですよ。

おばけが出てくるのは、木の穴の中や空きビンの中、ゴミバケツや蛇口からも…！

おばけたち、こんなところの隠れていたんですね！

おばけがぞろぞろ〜…最後に遊びに誘いに行ったのはどんなおばけ？とページをめくると…？

出てくるおばけたちは子どもかな？どの子も愛嬌があって個性的！
名前もユニークで、とっても可愛いですね！

このお話、ナビのメンバーは５９人もの人が読んでいて、ちょっとびっくりしました。意外と知っている人が多いお話なんですね〜。

とにかく「おばけらしき」生命体が、いろんなところからにゅ〜っと、出てきます。どうして「おばけらしき」というニュアンスになるかいうと、
どちらかというと私の印象的には、ここに登場するおばけたちが宇宙人に見えなくもなかったからです。
最後に出てくる人間の男の子のしんごちゃんが一番怪しい生き物に見えたのは、私だけでしょうか？
すごく単純で、何匹化のおばけが登場するだけの話ですが、おばけ好きのお子さんにはその単純さがいいかもしれません。