「ポッケのワンピース」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

ポッケのたくさんついたワンピースをママが作ってくれました。楽しくなってお外にいくと、色んな動物たちが、ポッケにいれてー！と声をかけてきます。こんな素敵なワンピース、いいですね！３歳年少の娘はいいなーと言っていました。

こういった本を読んだ後は「私もこれ着たい〜」と言われる事は必至で、私自身も「ああ、もっと自分に洋裁の腕があったら…」と身につまされる一冊でした。子供の頃ってポッケのいっぱいついた服って魅力的に感じますよね。そこを上手くおさえてる作品だなと感じました。

ワンピースが大好きな娘。園にも着ていきたい！と毎朝騒ぐくらい大好きです。
なのでこの絵本も読んですぐに大好きになって、何度も「読んで！読んで！」と持ってきます。
私が手芸があまり得意ではないので、ワンピースを作ったことはないのですが、この絵本のように手作りできたら、親子でとっても素敵な思い出になるんだろうなと思いました。
動物たちがたくさん出てくるのもほのぼのとしていておもしろいです。

こちらの全ページ立ち読みで読ませていただきました。

まず娘がウケたのが、
「ブブノワさん」って名前！
何度も聞き返してきました。
でも、顔と名前がなんだかしっくりしてる・・笑

それに、お母さんのセンスも、かなり笑えます。
そんなポッケの中に入りたい動物たち。
次々入ってくる動物たちに、
「もう破れちゃうよ〜」「重たいよ〜」と
ブブノワさんの気持ちになってる娘。

コグマから必死に逃げるブブノワさんに、
娘は、かなり共感していました。

でも、娘もポッケに入りたいそうです（笑）

つちだのぶこさんの絵が好きです。男の子ですが、とても気に入って「ブブノワさん〜」とかあとで覚えていました。

絵がほんとにほのぼのとした気持ちにさせてくれます。
特に、ブブノワさんのお部屋がかわいい！！こんなお部屋に暮らしてみたいなぁと思いました。

ミシンで作ったブブノワさんのポッケいっぱいのワンピース、お母さんの愛情が伝わってくる絵本です。

はりねずみにポッケに入れてと頼まれて
「おしりはやめて」とブブノワさんが言うところや、
こぐまくん、歯や爪の描写がわりとリアル（？）で
必死に頼んできたり、でもポケットが壊れちゃう、
とお互い泣きだしちゃうところ、
とっても好きです（笑）
ポッケにそれは大事そうに何か（たいてい
石ころとか小さな葉っぱ）をしまいこむ娘の姿と
だぶって笑えます。

ポッケは愛情を表しているような気がします。娘も「ポッケのワンピースほしい！」と言ってました。最後はお母さんがみんなを愛情で包み込むようなお話で、素敵だと思いました。

二人の娘が大好きな絵本。

色使いがきれい
いろんな動物が出てきてポッケに入るという、楽しくて温かい話
独自の目線で描かれた絵が新鮮
文章がリズム感があって読みやすい

そんなところがとっても気にいっています。

ひとつだけ・・・
表紙の紙の質感は好きなのですが
すこし紙が弱く、なんども補修しています。

ブブノワさん、おかあさんにポッケがたくさんついたワンピースを作ってもらうのですが、
お散歩に行くとたくさんの動物たちが入れて入れて。って言ってきます。

これには娘も心をガシッとつかまれちゃいました。

ワンピースも、どうぶつも大好きで、ポッケにはいつも色々入れててパンパンにしてる子、うちの娘だけじゃないんじゃないかな。

「でこちゃん」よりもかわいい！！と、我が家では評判です。

たくさんポッケのついたワンピース。
これ、本当にあったら娘も絶対気に入ります。
無類の入れたがりやですから。笑

ここでポッケに入るものは、何ともかわいらしい動物たち。
ハリネズミにためらうブブノワさんが、とってもかわいらしいです。
そして、入った後にチョロチョロとでているハリには、笑ってしまいました。

私もこんな風にササッとみんなの喜ぶものを作ってあげられたらなぁ。
手作りのものって素敵だなと、改めて感じました。