「ポレポレやまのぼり」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

この本を親子で読んで
「なんかさわやかな新緑の香りが通り過ぎていったね」と
うなずきあいました。

登山口あたりの青々とした緑がなんともさわやかで
山登りの期待感を高めてくれます。
ヤギさん、ハリネズミさん、ゾウさんのトリオが
何とか難所も越えて頂上にたどり着き、頂上で
頂くお夕飯の美味しそうなこと！
山で知り合ったおさるさん達や、うさぎさん達との
出会いも素敵です。

山登りのルール「あいさつしましょう。ごみを持ち帰りましょう」等
さりげなく書いてあって子供は「素敵なルールだね」と言っていました。
この絵本だけのルールじゃなくて、山登りする人に共通する
ルールなのだと説明すると自分も山に登って行き交う人々に
挨拶したいと思ったようです。

他にも語りつくせぬほど山登りの魅力がギュッと詰まっていて、
すぐにでも山に登りたくなる素敵な絵本です。

どうぶつたちが山登りにでかけます。
それぞれの動物たちのキャラクターが、いいです。

たしろさんの絵本は、素直に楽しめて、心が落ち着く感じがして、好きです。

大げさに描かれているわけではないけど、みんなで励ましあって頂上に向かう喜びにあふれています。

たくさんの子どもたちと一緒に楽しみたい絵本です。

山のぼりに行って、そのままキャンプをしたことのある子どもたちは、そのことを思い出して嬉しそうに「やったね。この時…」と話していました。
テントをたてたり、寝袋でねたりスープを作ったり、毎日の食べる・寝るという行為が山の上だととっても楽しい！それがすごく伝わってくる絵本でした。

可愛らしい動物たちが山登りをするお話ですが、誰も喧嘩をしたりしないのでとても穏やかな気持ちで絵本を読み進める事が出来ました。友達を助けてあげる優しい心、友達を思いやる心、そしてみんなで仲良くする心、凄く素敵で気持ちがほんわかする絵本だなと思いました。みんなが喜んでくれるかなと思って重たい荷物を頑張って背負っていったヤギ君が、なんとも言えない素敵なキャラクターかも、と思いました。読み終えるととても素敵な気持ちになりました。子供たちが寝る前の読み聞かせにピッタリな絵本だと思います。

やまのぼりという言葉でもう少しのんびりした遠足的な風景を想像していましたが、この絵本で登場してくる山は本格的な登山です。


登山は行ったことはありませんが、テレビで見たことがある子どもは、興味をもって見ていました。
絵本の中では、なんだかみんなで楽しいやまのぼりに見えますが、がけのところや眼下に雲が広がっているシーンからしてかなり過酷な山登りなようですね。

みんなで火を囲んでお鍋を食べているシーンはほっこり和みます。

でもなんだかやまのぼりに挑戦してみたくなるような楽しい魅力が詰まっている一冊でした。

運動会で全員リレーをし
はじめて力を合わせることを知ったような10月です。
ポレポレやまのぼりは
動物たちが力を合わせて山登りをします。
マイペースなやぎさんをみんなで支えてのぼります。
でもやぎさんの大きな荷物にはみんなへの優しさがいっぱい詰まっていました。あんな大きな荷物なら遅れちゃうよねと息子とお話しました。
仲間の大事さ、助けること助けられることの意味をだんだんわかってきた頼もしい年長さんにぴったりでした