読み聞かせの時間に『こんとあき』を出すと、「知ってるー!」と嬉しそうにする子も何人かいました。やっぱり定番の絵本なんだなと実感しながら読み聞かせスタート。
車掌さんがこんの手当てをしてくれたときは「優しいー!!」と感動し、お弁当のプリンを見つけると「いいなー!!」と目を輝かせ、砂に埋まったこんを見つけたときには「えー!?」と驚き…。まるで、こんとあきと一緒に旅をしているようでした。
大人の視点で見ても、あきの自立を見守るとても温かいお話だと思います。ハプニングを経てあきが成長していくのに合わせて、最初は保護者のようだったこんが、ぬいぐるみに戻っていく。
こんとあきの世界を、様々な角度から楽しめる絵本です!!