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ラブストーリーセレクション(4) にがい恋の物語」 渡”邉恵’里’さんの声

ラブストーリーセレクション(4) にがい恋の物語 編:赤木 かん子
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2008年03月
ISBN:9784591101360
評価スコア 4
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  • 人生は上手くいかない

    2008年刊行。いろいろな時代の作品から、ハッピーエンドにならない苦しい恋の話を集めた短編集。
    ・「平原の美女タニス」 L.M.モンゴメリ ※
    ・「地球が沈んで宵の明星が輝く」 アイザック・アシモフ
    ・「歌の名人オルフェウス」 ギリシャ神話(山室静・訳)
    ・「世界の始まり」 古事記(神野志隆光・文)
    ・「白い石のカヌー」 アメリカ昔話(渡辺茂男・訳)
    ・「思いがけぬ再開」 ヘーベル
    ・「爪楊枝」 ジェイムズ・ホールディング
    ・「処女と猛牛」 ピーター・ラヴゼイ

    編集者の守備範囲の広大さに驚愕。
    人類始まってすぐの苦い恋:イザナギ&イザナミ〜現代ミステリまで、いろいろな愛の話が楽しめる。
    恋愛が上手くいかないのは、話としては非常に面白くなる。

    身分や立場が違うことで悲劇になる話は、生まれた瞬間からどうにもならない問題で、重い。
    しっかり愛し合っていても、幸せは永遠に続くものではない。また、愛し合っていた心が離れていく残酷さも。恋愛がらみで殺人までおきてしまう。

    自分の体験での恋愛はお粗末なものであるが、物語を通じて他人の恋愛模様を覗き見するのは面白い。
    現実では起こりっこないような奇抜な設定や、身分違い、推理ものや大冒険など、盛りだくさんだ。
    読み応えのある話ばかりなので、大人も充分たのしめる。

    ※「赤毛のアン」の作者。日本語訳は村岡花子。昔風の言葉遣いが素敵だ。濃厚な愛の闘いを上品な日本語で楽しめる。

    投稿日:2021/11/08

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