あいはらさんとあだちさんのコンビの絵本は「妹」がよく
登場するように思うのですが(ジャッキーなんてまさに!)、
そうして、姉である私は(下にいるのは妹でなく弟ですが)なんだか
なあとずうっと思っていたのですが、この本もまたうるさい妹が
登場します(笑)。
で、読みながらつくづく考えました。
あいはらさんはもしかして妹がいるおにいさんなのかな?と。
妹のことをときにはうっとうしく思いながらも、やっぱりかわいい
よなあ、好きだなあって思っているのかもしれないなあと。
私が「なんだかなあ」と思ってしまうのは、もしかして実際には
妹がいないせいなのかもしれないなあと。絵本を読んでいるだけでは
妹のわがまま加減ばかりが強調されて(るわけではないのかもしれ
ないけれど、私にはそう思えました)、ほんとのかわいさみたいな
ものは実際に一緒に過ごしてきた人にしかわからないのかもしれない
なあと。小さくてやわらかなものに頼られるうれしさ、みたいなもの
とか。
おにいちゃん、たいへんだったけど、がんばったね。
ママも喜んでくれてよかったね♪