よかったです。
言葉を交わすことが出来なくても、友情は確かに存在するのだと、感じました。
ミコロマチコさんの大胆なタッチの絵が印象的で素敵でした。
ちいさな黄色い鳥「ヒワ」と、のっそり大きい「ゾウガメ」との、見た目的な軽さや重さだけでなく、寿命の長さなどもしっかり伝わってきました。
特に、
ゾウガメは こうらに ちいさな いしを のせてみた。
こうらが あまりに かるくて、たよりなかったのだ。
でも、つめたく うごかない こいしでは だめだった。
のところと、
対照的になっている
ヒワの かろやかな おもみを うけとめたかった。
くすぐったい あしを かんじたかった。
のシーンが特に好きです。
“くすぐったい あし”って、素敵な表現ですよね。
高学年から中学生くらいのお子さんたちに読んでみたいです。