子どもの成長は、親にとってとても喜ばしい反面、少しさみしく思うことも多いのではないでしょうか。そんな気持ちを持つ親は私ひとりではないんだ!って思わせてくれる絵本です。
ひとりで寝る練習をする娘を暖かく見守りながらも、それを少しさみしいと思う親心がとても良く描かれていると思いました。さくらこちゃんが、ぬいぐるみに順番をつけて寝る発想は素晴らしく、これをもっと前に知っていたら!と感心しながら読んでいると、その次の展開が私の予想外で、驚きと共に思わず声を上げて笑ってしまいました。
今晩は、久しぶりに子どもと一緒に寝ようかな。一緒に寝てくれるこの時間を、将来きっと懐かしく思うのでしょうね。