『子どもに聞かせる世界の民話』に収められた81編の民話のなかから、子どもが自分でも読めるように再編されて、(上)(下)で21話ずつ収められています。
『子どもに聞かせる世界の民話』は、字も小さくて漢字が多用されているので、子どもがひとりでは読めませんが、こちらは、大きな字でふりがなもつき、途中に切り絵調の素敵な挿絵のページもあるので、子どもがひとりで楽しく読めます。
私はこの本の中にある「とまらないくしゃみ」のお話が大好きで、よくお話会で素話で語ります。ストーリーテリングのテキストとしても、優れていると思います。