子育て真っ最中の私にとって、この絵本のお母さんは理想そのもの。日々の忙しさの中でついおろそかにしがちな大切なことに改めて気づかされ、胸が痛みました。私はわが子をこんなふうに大きな愛で包んで上げられているのかな…
私にしかられた息子が「家出する!いいんだね?」と泣きながら言ったことがあります。その時の私は恥ずかしながら自分の感情を抑えきれず「いいよ」と言ってしまいました。あの時の後悔は一生忘れません。そう言われた息子が傷ついていないわけない…ぎゅっと抱きしめながらも、その時は「ひどいこと言ってごめんね」と言えませんでした。
子どもはいつだっておかあさんの愛を確かめようとします。こんな僕でも好き?こんな僕でも愛してくれてる?と…
このおかあさんのように大きな愛で子どもを包み込むすてきなおかあさんになりたいです!
ついきつくしかってしまった時、育児に悩んだときにぜひ読んでもらいたい絵本です。