初山滋さんの神秘的な美しい絵が、満天の星の煌めく、夏の夜空に導いてくれます。
たおやかな織姫、純朴な彦星、美しい天の川、健気なこども達、ページをめくるごとに、幻想的な七夕伝説の世界引き込まれていきます。
中国の伝承を基にしているので、私たちの馴染んだ、恋人たちの悲恋の物語とは違い、家族の絆や、雄大な天の世界のお話なので、小さな子どもたちには、少し解り難いかもしれません。が、小学校中・高学年、特に、女の子は、グイグイと、引き込まれていきます。
夏の気配を感じ、笹の葉に短冊を吊るすころ、読みたくなる1冊です。