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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

みたい!しりたい!しらべたい!日本の地獄・極楽なんでも図鑑 (1)死んだらどこに行くの?」 渡”邉恵’里’さんの声

みたい!しりたい!しらべたい!日本の地獄・極楽なんでも図鑑 (1)死んだらどこに行くの? 監修:松尾 恒一
絵:山崎 猛
出版社:ミネルヴァ書房
税込価格:\3,080
発行日:2013年07月10日
ISBN:9784623067060
評価スコア 4
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  • 【内容】
    仏教の世界観(世界の構成)、現代にお盆やお葬式の様子、死んだあとのスケジュール(地獄編:死出の山ツアー、初七日、三途の川、裁判、生まれ変わり先の決定、追加裁判:オプション)、冥土にまつわるイイ話、冥土系観光地案内(この世で見られるもの)、冥土系アート紹介(重要文化財)などなど…
    もりだくさんの、懇切丁寧なあの世解説。
    全てが絵で見てわかるように、工夫されており、一度死んで閻魔様に裁判される体験が、詳しく空想できるすてきな旅行案内・あの世版。
    監修:松尾紘一 絵:山崎猛 企画編集:こどもくらぶ

    【感想】
    実に見やすい。漫画やすごろくのように、どんどん次の展開を追っていくと、あの世の仕組みがよくわかる。現代人に親しみやすいように、パソコンの画面に近くする(青い文字のところがあり、ついクリックしたくなる。WEBサイトみたい)などの工夫が心憎い。
    絵も少年漫画のような、親しみやすい、ユーモアがある雰囲気で、冒険もののゲームでもする感覚であの世に行ってしまいそうな勢い。子どもに配慮している部分はあるが、しっかり亡者が地獄で苦しんでいる様子が描かれているので、地獄の恐ろしさの最低ラインは伝わっている。恐怖表現のさじ加減が、絶妙。

    あの世は、子孫が追善供養などをすると、先祖の待遇が良くなるという。
    追加の裁判が受けられたり、そこそこいい思いができたりする様子だが、このご時世、少子高齢化、あの世&宗教離れ、新しい価値観の普及、墓仕舞いの盛り上がり等の影響があり、あの世の運営の仕方もゆっくりと変わって行くのではないか? 子どもや親類のいない私としては、供養を受けるあてがまるでないので、覚悟して地獄のフルコースをたっぷり堪能してこようと思う。地獄ライフを楽しくする工夫を今から考えておかねば…

    投稿日:2018/07/07

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