誰もが知っている「おむすびころりん」だから、読み比べて、微妙な違いを見つけるのも楽しみです。
この紙芝居では、おじいさんおむすびをすべて穴に転がした後、空の重箱まで投げ込んでしまいます。
この行動に笑ってしまいましたが、それを受けてねずみたちが歌で返して、おじいさんまで誘い込む洒落っ気には痛く感心しました。
隣の欲張りじいさんの件も、なかなかに味わいがあります。
「おじいさんは穴から出られたでしょうか」と、投げかけて終わるところも、子どもたちの反応が期待できます。
確か、もぐらになったなんてお話もあったでしょうか。