3人の子どもたちが、楓の木の下でスケッチブックを見つけます。
「だれかの落としもの?」
あたりには誰もいなかったので、スケッチブックの中を覗いてみることにした子どもたち。
ちょっとドキドキしますね。
スケッチブックに描かれた絵を見ながら、
子どもたちは自由に発想を広げていきます。
あれ?
女の子と男の子の発想って違うみたい。
男の子が鳥の絵をみて、「どれも、飛んでないね。」
面白い。
1ページ、1ページと捲っていくうちに、
子どもたちと一緒に楽しんでいる自分がいました。
1枚の絵から、想像を膨らませて思うことって、
みんな違うんだなって感じるお話でした。
繊細で淡い色彩の絵が多いため、多人数での読み聞かせには向きませんが、
お勧めするとしたら、小学校高学年からかなと思います。