こどもの頃によく読んだ「みにくいあひるのこ」。
3年ほど前に娘に読んであげたとき、見ていてつらくなるほどの苦難続きのストーリーに、改めて衝撃を受けました。
みにくいあひるのこには味方がいなかったけど、このフユは、こんなにも家族に愛されている。ヨカッタ♪
けれど、劣等感に押しつぶされそうなフユには、それすらも負担になってしまう…。
「じゃあ、どうすればいいんだよっ!」ってなっちゃいますが、フユの家族たちを見ていると、フユがありのままのじぶんを受入れられることを信じて、待ち続けてあげることがイチバンなんじゃないかなって感じました。
「わたしは フユのことが すき、だぁいすき。
じぶんのことが きらいだなんて いわないで。やくそくだよ。」
私の心にいちばん響いた、アキがフユにいったことばです。