集団生活の中で、みんな仲良く・・・というのは難しいことだというのは、
自分の経験からも、子供の様子を見ていても感じることです。
それを「みんなで遊びなさい」と言われても、
なかなかうまくいかない。
けれど一人ぼっちでいる子を先生は見過ごすことも出来ない。
先生というのは、なかなかに大変な立場だなぁと改めて思います。
このお話に出てくる先生は、
みんなにお説教して分からせようとするのではなく、
あやちゃんに対しても手を差し伸べすぎず、
それぞれの考える力、成長する心を信じて接しているように見えました。
そして、家の事情があり、幼稚園にあまり通えずに育ったあやちゃんに、
家族の愛情はたっぷりと注がれていたから、
あやちゃんもくじけずに頑張れたのだろうと思いました。