題名の持つのどかなイメージに惹かれます。
でも、長新太さんです。
長新太カラーの表紙絵には、陽気なテングザル?
ところが、左から怪しい手が!?
唐突に登場するねこが、異様に大きい手をしているようですね。
そして、出会った動物たちの顔をその手で、
なんと、三角おにぎり型にしてしまう趣向です。
知っている動物たちが、三角顔になる意外さ。
もちろん、おにぎり型だからこその展開も。
そして、一貫して、のどかな背景が主題でしょうか。
この心持ち、すごいと思います。
小学生くらいから大人まで、滋味深く味わえると思います。