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ありがとう実験動物たち」 ヤキングさんの声

ありがとう実験動物たち 監修:笠井 憲雪
著:太田 京子
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2015年06月12日
ISBN:9784265083091
評価スコア 4
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みんなの声 総数 1
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  • 必要悪

    • ヤキングさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子6歳

    健康な動物たち。
    たとえば、ネズミであったり、犬であったり、ブタであったり。
    それらの動物を人の手によって、無理やり病気にしたりします。
    必要ないのに手術をされたりします。
    最終的には安楽死させ、解剖します。

    こう聞くとどう思いますか?
    動物たちがかわいそう!
    なんでそんなひどいことをするんだ!
    そう思うかもしれません。

    でも、世界には病気で苦しんでいる人たちが沢山います。
    治療法がなく、苦しんでいる人。
    特効薬ができるのを、ただただ待つだけの人。

    薬ができてもそれをそのまま使うことはできません。
    手術技法、道具にしてもそうです。
    理論を並べるだけでなく、実際に投与し、施術し、どのような副作用があるのか、リスクがあるのか、効果が得られるのか、確認しなければいけません。
    そうしなければ、せっかくの治療薬も治療法も、安全かどうか確かめるのに莫大な時間がかかり、救える命も救えなくなる可能性があります。

    この本に出てくるテルは、そのための実験に使われる動物たちの世話をしています。
    とても辛い仕事です。
    せっかくこの世に生まれたのに、辛く、苦しい思いをさせて、最終的には死に至る動物たちを育てるのですから。
    名前を付け、食事を与え、清潔に保ち、愛情豊かに育てた動物たちを見送らなければいけないのです。

    本書に書かれています。
    最初は毎日泣いてばかりいたと。
    でも、今は動物たちが快適に過ごせるように、できるだけ苦しまないように、一生懸命世話をしています。
    忘れてはいけない、私たちがこうやって予防接種を行い、病気になったら薬を飲み、手術が行えるのは、沢山の動物たちの協力があったから。
    そして、そのために苦しんだ彼女たちのような存在の事も。

    投稿日:2015/10/09

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