どのかいじゅうも,とってもチャーミングで見ていて癒されました.
友だちと一緒にいるときの,楽しい気持ち,うれしい気持ち,気まずい気持ち,悲しい気持ち,やっぱり大好きっていう気持ち,いろんな気持ちが,シンプルな文章と表情豊かなかいじゅうたちの絵から十分伝わってきます.
3歳の次男は,お兄ちゃんとなら一緒に遊んで大笑いしたり,けんかして大泣きしたり,相手にされなくてすねたりと,喜怒哀楽を素直に自然に出すことができます.しかしお友達にはまだどのように接していいのか分からないのか恥ずかしがって,遊びたいという気持ちがあってもなかなか自分から心を開いていくことができずにいます.
この本のかいじゅうたちは,姿や体つきがみんなそれぞれ全く違います.どんな子に対しても自分が心を開いて,友だちになりたいな,遊ぼうよっていう気持ちを素直に出していけば友達になれるんだよってことを次男とも話しました.
心のモヤモヤ晴れたのか,ちょっぴり笑顔になった次男でした.