怪談絵本と書かれていますので、初めからちょっと身構えてページをめくりました。
怪談とはいっても、現代版なのでちょっと都市伝説のような感じもします。
そして、イラストも写真のようにも見えるし、不思議です。
うさぎの顔をしているけど体や手足は小学生の女の子に見えます。
そして言葉の反復が続くと、段々恐れが出てくると言うか不安が増すというか、あの団地に一人で帰ってくるうさぎの子どもの気持ちが伝わってくると言う感じで、奇妙な感情が湧いてきました。
この手の絵本は好みが分かれるかもしれません。
私はあえて、子どものために読んであげようとは思わない種類でした。
大人向けなのかな。それとも小学生向けなのでしょうか。
対象が明確ではないように感じました。
でも不思議な世界を体感できました。