アルマンゾ・ワイルダーの子ども時代のことを、後にローラが聞いて、書き留めたものかなと思います。
体を動かす事、手を動かす事を厭わない両親の姿勢が、おおきな農場を作りだせたのかも知れないです。
厳しい気候風土の中では、時には家族全員が協力しなければいけないこともありますが、たっぷりと蓄えられている食糧やおおきな家屋、
母親の織った布で作る温かい服など、ローラの暮らしとは、まったく違う生い立ちなのだと思いました。
息子と同世代のアメリカの青年とこの童話の話をした時、彼も子供のころから何度もこの本を読んで、大好きだと言っていました。
ずっと受け継がれてゆくお話だと思います。