おばあさんは、カッパに、親心のような愛情が素敵で、何度も何度も読んで楽しんでいる私でした。カッパがキュウリやトマトをもいでいくと、、カッパに食べさせたい為に自分の分は、ほんの少ししかとりません。夕焼けの頃になるとカッパはきまってザブリと川からあがってくるのを楽しみに待つようになったおばあさんは、まるでわが子を待っているようでした。おばあさんは、心の中で「もっと
もってけ。とうもろこしも、もう くえるぞ」と、カッパにもおばあさんの気持ちが通じたようでした。さけが4匹おばあさんの家の前に置いてあってカッパのお礼にも心が馴染みました。なんだか嬉しくて泣けてしまいました。おばあさん、ジャケ汁を作って食べたのもわかる裏表紙もよかったです。