小学生向けの科学絵本としてセレクト。
クラスでいちばん背が低いチャーリーが主人公。
担任のティフィン先生の授業を描いてあります。
ティフィン先生が持ってきた、大中小のかぼちゃ。
それぞれの種の数を考えるのが課題です。
まず、推測。
そこでの討論から、「調べてみよう」という意見をすくい取る授業が素敵です。
もちろん、カボチャの種のまわりには、ニュルニュルわたがあり、
その触感も大事です。
そして、たくさんの種をどのように数えるかもポイント。
2粒、5粒、10粒ごとに何組できるか、という数え方も、
みんなで考えたアイデア。
そして、ティフィン先生のまとめも素晴らしいです。
もちろん、ティフィン先生の授業準備によるものですね。
理科と算数の勉強、
さらには、チャーリーへの励ましでもあること。
読むだけで、ハイクオリティの授業を体感できると思います。