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こんにちは、いたずらっ子エーミル」 アダム&デヴさんの声

こんにちは、いたずらっ子エーミル 作:アストリッド・リンドグレーン
絵:ビヨルン・ベリイ
訳:石井 登志子
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2015年11月30日
ISBN:9784198640514
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 4
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  • リンドグレーンの描く子どもたちは、どうしてこうも生き生きとお話の中を動き回っているのでしょう。

    ピッピもローニャもニルスもロッタもそうでした。

    こちらのお話の主人公は、エミール。
    スモ―ランド(スウェ―デン南東部)レンネベリア村のカットフル農場が舞台です。

    お手伝いさんや農場で働く男の人を雇う大きな農場の持ち主が、エーミルのおとうさんです。
    このエーミルが主にこの農場の中で、繰り広げるいたずらの数々が、描かれています。
    読み物として読んでいる立場では笑えますが、エーミルの親の立場なら何度も気絶してしまっているかもしれません。

    いたずらの後、反省の為入れられる木工小屋で、エーミルのしていたことが、エーミルの武勇伝の見事な証拠となるエンディングにも笑いました。

    リンドグレーンは、スウェーデンの南東部のヴィンメルビューで生まれ。
    小さな牧場で家族と共に過ごした子供時代の経験があるそうで、本作品にも彼女の経験が、投影されているのではないでしょうか。
    20世紀初頭の北欧の農家の生活の様子が、とてもよく解ります。

    投稿日:2016/01/08

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