孫にまで意地悪なおばあちゃんを治すため(あるいは爆発させるため!?)、薬を作る主人公ジョージ。
彼はなにか知識があったり天才少年だったりするわけではなく、思いつくままに次々と適当な材料を適当に放りこんでいきます…うわー、おそろしい!!生き物が食べるには適さない物のオンパレードです。
いったいどんな薬ができるのやら…と思いつつ読みました。
見事、魔法のくすりができるのですが…。
ラストにびっくりしました。え?児童書でこのラストはありなんだ?というブラックなラストでした。あとがきでは批判するのは大人ばかりで子供は面白かったという感想を送ってくれます、とのことですが。人によっては子供に読ませたくない人もいるのはたしかにうなずけます。私は面白かったのですがラストはもう少し希望のあるラストのほうが好みですねー。