新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

  • かわいい
  • 学べる
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ながしまのまんげつ」 夏の雨さんの声

ながしまのまんげつ 原作:林家 彦いち
文・絵:加藤 休ミ
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年04月26日
ISBN:9784097266464
評価スコア 4.33
評価ランキング 15,529
みんなの声 総数 5
「ながしまのまんげつ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  •  絵本作家の絵は、いせひでこさんや酒井駒子さんのような端正なものから長谷川義史さんや荒井良二さんのような強烈なものまで、当然といえば当然だが、まさに個性が百花繚乱である。
     クレヨン画の加藤休ミさんもその独特な世界観は他を寄せつけない。
     そんな加藤休ミさんと落語家林家彦いちさんがタッグを組んだのが、この絵本だ。

     原作が林家彦いちさん。林家木久扇に弟子入りして、めきめきと頭角を現した人気落語家。
     タイトルにある「ながしま」は彦いちさんが小さい頃過ごした鹿児島県長島のこと。
     本土と連なる町はそこに見えているが、船で渡らないといけないところで、「ちかくて とおい しま」だ。
     彦いちさんが住んでいた頃、学校にはプールがなかった。でも、海があるから大丈夫。サメがでる(!)けど、先生が見張ってくれる。
     給食の時間には漁師のおじさんが鯛の刺身を差し入れてくれる。
     この刺身がすごくおいしそうなのだ。加藤休ミさんの絵がなんといってもいい。
     信号がついたら、島じゅうのみんなが集まって大騒ぎする、そんなしまが「ながしま」。

     彦いちさんの、そんな楽しい原作を加藤休ミさんが文と絵で絵本に仕上げた。
     加藤休ミさんのクレヨン画が島の人たちの素朴な味わいとほとんど灯りのない夜の闇を見事に描いている。
     そして、「しまからも まちからも どこから みても おんなじ まんまる まんげつ」も、いうまでもなく、ずっと見ていたくなるくらい、すてきだ。

    投稿日:2018/02/18

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ながしまのまんげつ」のみんなの声を見る

「ながしまのまんげつ」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はじめてのおつかい / どうぞのいす / はらぺこあおむし / いないいないばあ / もこ もこもこ / うずらちゃんのかくれんぼ / おつきさまこんばんは / ぐりとぐら

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(5人)

絵本の評価(4.33)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット