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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ガムのようせい」 渡”邉恵’里’さんの声

ガムのようせい 作:笑い飯
絵:川崎 タカオ
編:倉本 美津留
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年07月23日
ISBN:9784265079810
評価スコア 3.38
評価ランキング 54,041
みんなの声 総数 7
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  • 脇役の柴犬がシュール

    下品なギャグの本で、単純に面白い。ゲラゲラ笑えます。
    絵がリアルで、変で、気持ち悪くて、ばかばかしくて、お笑いのライブみたい。
    コントを見ている気分になります。

    絵が油断ならない絵本でして、主役の他にもウケをとるために様々な策略を巡らせている脇役、チョイ役がいます。ぜひ、見つけてください。
    一番すごいのが、主役が連れている犬。ちょっと血統書付きの柴犬みたいな、育ちの良さを感じさせる、頭の悪そうな犬です。水っ洟、びよーん、びよーん。
    目が油断ならない、かわいいのか、かわいくないのか、微妙な犬ですな。
    どうもメスらしいのですが、やることが不気味。

    主人公のおっさん(にいちゃん?)は、どうしてそうなったのかわからないけど、女子用のブルマーらしきものをはいている。「我」って書いたTシャツの袖を破って着ている、そのファッションセンスが、アメージング。ハンケツ出したり、はみ出し横チンしたり、下ネタ系の身体を張ったギャグが哀愁をそそる。

    全体的に関西系。
    つっこみどころが満載。つっこまないと、やっていられないくらい、見事にボケてくれます。小さい子どもが大好きな、あんなことやこんなことが、たくさん発見できるので、文字が読めなくても、絵を見ているだけでも、大興奮?!

    何にも勉強にならない、素敵なギャグ絵本です!
    絵本で情操教育をしようとか、何か必要な事を覚えてもらおうとか、そういう下心が全くないのが、本当に清々しい。こういうの大好き。
    漫画に飽きたら、こんな形のギャグもいいかもしれない。
    作者、絵描き、プロデューサーそれぞれの天才ぶりが堪能できます。出版した岩崎書店の皆様の有機に、感謝いたします。

    投稿日:2017/03/07

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