表紙には出てきませんが、裏表紙に出てくるタコヤキおやぶんのダンゴムシの夢の応援のした方が熱かったです。
体育会系というのか、熱血系おやじというのか?
食べられることもなく一年以上も経過してしまったタコヤキおやぶんだからなのか?
タコヤキおやぶんも自分の情熱を向ける先を探していたのかもしれませんね。
正直なところ、こんなに夢、夢と熱く語られたら、私ならちょっと引くかもしれません。
その点このダンゴムシは、お人よしというのか素直なのかも。
阿部夏丸さんの作品には、水辺の生き物系が多いと思ったのですが、虫とタコヤキという異色な取り合わせの本もあるんですね。
年齢的には幼年童話に当たると思います。