この絵本は前からも後ろからも楽しめます。
どんなストーリーなのかな?と不思議に思いながらイヤイヤ!ブブタのほうから読み始めました。
うちの子もあったあった・・たくさんのイヤイヤに振り回されていました。
そのたびに、何で食べてくれないの?何でお友達に貸し手あげられないの?おとなしくベビーカーに乗っておいて!なんでトイレでおしっこできないの??同じようなこと考えていました。
出来なかったことにばかり目を向けてしまいがちで、新米母の私もきっと必死で余裕なかったと思います。そんな私の気持ちそのままのような前半。
でもそんなブブタがだーいすき!
私も、そんなわが子が大好きでした。
後半は「すごいね〜!ブブタ」です。
嫌いな野菜が一口食べられたらすごいです。
お友達に三輪車貸してあげられたらすごい頑張ったよね。
自分で自分で・・って自分で頑張る気持ちも偉いね。
今度は全て同じシチュエーションでも母の捉え方が違うのですべてポジティブに映ります。
子育てしていると、子どものことで心配や不安でいっぱいだけれど、それ以上に出来るようになったことの幸せもいっぱいあります。
心の余裕が足りなくて、深呼吸ができなかったあのころの自分にこの絵本プレゼントしてあげたかったな〜。
と思いました。
改めて子どものことが大好き!と思える絵本です。