くろねこの「グルグル」と、しろねこの「ゴロゴロ」がいっしょに仲良く遊んでいると、愉快な仲間が集まって来ます。子猫の兄弟の何とも愉快で楽しいお話「くつのえんそく」「ふうせんおばけ」「きりんのバス」の3話が収録されています。
「くつのえんそく」では、靴がまるで生きているかのような不思議な魅力が描かれています。子どもの想像力が掻き立てられます。
「ふうせんおばけ」は決して怖いものではなく、とても親しみやすく、プゥーと膨らんだ姿がなんとも可愛らしいです。
「きりんのバス」では、運転手のキリンがバスから長い首を出し、運転するのですが、長い首のせいで色んな場所に引っかかってしまいます。そこで「グルグル」と「ゴロゴロ」が大活躍!スムーズに運転出来るようにお手伝いするのです。バスが大好きな娘はどのお話も気に入っていますが、このお話が一番好きです。
シリーズものとは知らずに第3弾のこの絵本を最初に読みましたが、同じシリーズの本もぜひ読んでみたいと思います。