荒井良二さんの作品はどんどん哲学的になっていきます。
(好きですけど)
あかちゃんが そらをみていいます
きょうは そらに まるいつき
ではじまって、
終わるときは、
あかちゃんが そらをみていいます
きょうは そらに まるいつき
みんなが そらをみています
きょうは そらに まるいつき
ごほうびのような おつきさま
って、韻を踏んだように終わってます。
1ページ1ページの文は1行くらいで、絵で世界を語っています。
お月さまが主役です。
情緒があります。
お月さまがきれいに見える時期、高学年や中高生のお子さんたちにいかがでしょうか。