5歳の娘がとっても気にいった一冊。
おひゃくしょうさんのおうちで殺されそうになっていた
小さくてか弱い子ブタをもらってきた一家。
みんなで大事に家族のように育てて、
大きくなりすぎて困ったとき、
悲しいことにまた処分されそうになってしまいます。
家族のように育ててきたけれども、
やっぱり人間とは違う。
これ以上の共存は無理だと悟ったときのお父さんの悲しみが、
とっても切なく心に響きました。
逃げ出して、もう二度と家に帰らなかったこぶた。
きっとどこかで元気にブタとして過ごしていると信じたいです。
動物が大好きな娘にもジーンときたみたいで、
このおはなし、読めてよかった。と言ってくれました。
切ないけれど、私も娘と一緒に読めてよかった一冊です。