柳田邦男さんが、戦争と平和というテーマでフィナーレとして紹介されていた作品。
写真家、長倉洋海さんの写真絵本です。
世界の戦場や紛争地をめぐったリアルな写真の数々が訴えます。
世界各地の「いのる」姿を撮影してあります。
その姿から立ち上る思いが伝わってきます。
もちろん、そこで取材した様子も記されています。
印象的だったのは、自分に問いかけるという視点です。
とても大変な状況であるにもかかわらず、
何かのせいにするのではなく、自ら変えるという視点の大切さを痛感しました。
小学校高学年くらいから、平和学習の一環としても。