子どもの頃、たまごにいちゃんとたまごねえちゃんだったにわとりの夫婦のこどもは、やっぱりたまごの殻に入ったままでした。親子でおんなじです。
そんなたまごのこどもたちも、そろそろ殻を割ろうかと考え始めました。おとうさんやおかあさんに相談すると、出てくる話に息子は大爆笑でした。豚の鼻に逃げ込んだたまごにいちゃんが、くしゃみで飛ばされるとか、こういうの大好きな年ごろの息子です。
この絵本、息子と一緒に読みながら、わたしもにわとりのおとうさんおかあさん目線になっていました。息子が今このままでもかわいくて大好きだけれど、成長してお兄ちゃんなっていくのもまた楽しみです。
心あたたまるお話でした。