芥川賞作家の青山七恵さんの作品です。
…と言っても決して大人の絵本と言うわけではありませんヨ
どんな形のお月さまもみんなは、「きれいね」って言ってくれる。けれど、お月さまのつぶやきに答えてくれる人は、いないのです。そんな時にお月さまが思い出すのは、ずっとむかしに訪ねて来てくれた宇宙飛行士さん。お月さまは、宇宙飛行士さんに会いたくて小さくなって地球に来ます
子ども達、赤ちゃん、猫、鳥…いろんな出会いいろんな場所長い旅をします。ある夜、お月さまがいなくなって泣いている女の子とお話しているおじいさんが宇宙飛行士さんだと気付きます…そして、気付いほしくってお月さまは……
チョット、可愛いらしいお月さまの気持ちがオマセな娘と重なりました。
落ち着いたカラーの絵も素敵ですよ。