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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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生きる」 てんぐざるさんの声

生きる 詩:谷川 俊太郎
絵:岡本 よしろう
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:2017年03月05日
ISBN:9784834083262
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,564
みんなの声 総数 15
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  • 1つの家族の日常の情景

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子17歳

    とても素敵な詩の絵本でした。
    谷川俊太郎さんの詩を絵本にしたものです。
    谷川さんのあとがきを読むと、この詩を書いたのはだいぶ前のことだったそうです。(昭和の香りはしますが、古さは感じません)
    谷川さんが書いたあとがきも素晴らしいので、この作品を手にした時はぜひ、あとがきまでしっかりと読んでいただきたいなぁと、思います。
    絵を担当された岡本よしろうさんは、一つの家族の「ある日」を追うようにして描かれていました。
    それが谷川さんの「詩」の風景にとても合っていて、読みやすかったです。

    幼稚園の年長さんくらいの男の子と、3つ上くらいの女の子、おとうさんとおかあさん、それにおじいちゃんの5人家族の日常です。

    ≪生きているということ
     いま生きているということ≫
    という言葉に合わせて描かれているのは、リビングに置かれた一枚の写真。
    それは、下の男の子が生まれたばかりの、お宮参りに行っている写真でした。写っているのは赤ん坊の男の子、小さいお姉ちゃん、お父さんお母さんと、おじいちゃん“おばあちゃん”です。
    「いま」この家族におばあちゃんはいません。

    子どもたちの洋服や遊び道具、町の商店街など、昭和のにおいのする風景でした。
    なんと、町を歩いている人がひとりも携帯をいじっていいない!
    (最近はどこに出かけても大人も子どもも携帯をいじってますよね〜)
    子ども部屋に置かれた小さな扇風機も、商店街の壁にかかっている「氷」の店頭幕(でいいのかな?)も昭和っぽいです。
    ただ一つ、とても平成のモノっぽかったのが、薄型テレビ!リビングのほかのものはどれも昭和っぽかったのに、なぜ、テレビは薄型だったのでしょうか。

    1ページ1ページじっくり見せながら小学校4年生以上の子どもたちに読んでみたいな〜と思いました。

    投稿日:2018/01/07

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