本好きの人は皆通る道だと思いますが、
小4で怪人二十面相、小5でアルセーヌ・ルパン、小6でホームズ、中1でアガサ・クリスティと、図書館にあったものを根こそぎ読んだ過去があります。
当時、読書好きの友人、誰もが競って読んでいました。
今回、何十年かぶりにルブランを読んでみて、たまらなく懐かしくなりました。
懐かしくなりましたが、まったく覚えていません。
まったく覚えていないので、
ミステリーなのに再度楽しめるというたいへんお得な思いをしました。
しかし、大人が読んでも十分楽しめる内容の本を、
小5で読んでいたのかと思うと、読書好きの子どもってすごいなと
改めて自画自賛。
思えばミステリーのおもしろさを知ったのは、小学校時代の読書体験なんだなあ。
息子(小2)にもミステリーの楽しさを知ってもらいたい。
高学年になったら、さりげなく与えたいです。
表紙の挿絵、過去のルパンとのギャップに笑ってしまいました。
ヨシタケさんに描かせると、やっぱりこうなるか!
この挿絵で、今までルブランを読んでこなかった人のハードルをどーんと下げられることでしょう。