「何なのこの展開。おへそがおでこについてもいいの?」と、
はじめは、しっくりきませんでした。
それが図書館で借りて、何度もよんでいるうちに!
繰り返される「いいから いいから」というひびきが心地よくて、
なんだかこちらもすっかり力がぬけて楽しい気分に。
この絵本を読んだ後しばらくは、小さい事でイライラしない心の広い私。
子供達も、「いいから、いいから」と唱えています。
それにしても、おじいさん。
あちらの世界との垣根はもうないのね。かみなりやおばけといい勝負。
最後のページなんて……。
第一印象とちがって、
読めば読むほど、感じることが深くなる、するめみたいな絵本です。