中国民話。子供が欲しいと強く願っていたおじいさんとおばあさんが、謎の老人(仙人?)から子供が生まれるという丸薬を9つもらったところからお話が始まります。全部飲んでしまった結果、9つ子が生まれました。それぞれ仙人から名前をもらい、一気に大きくなったわけですが…9人の兄弟がそれぞれに名前のとおりの強みを持っていました。その中の1人の強みを恐れた国の王さまは、さまざまな方法で討伐しようとしますが、顔がそっくりな9人はうまいぐあいにそれぞれの強みを生かして、王さまの無理難題をクリアしていきます。
民話ならではの、ちょっと大袈裟なお話だけど、それが面白い!兄弟力を合わせるっていいね〜とか、王さまって悲しい人ねぇ〜とか、読んだ人によって色んな感想があると思います。低学年くらいからオススメです!