「ゆめみるじかんよこどもたち」というタイトルからは、想像
できないような物語の進み方です。ちょっと怖い。なにせ、森の中から聞こえてくる声の主をたしかめに、幼い姉弟が森の奥へと入っていくのですから。
怖がりの娘は「そんなところに行かずに、家に帰ればいいのに」と、ずうっと心配そうでした。
最後は、安心してましたけどね。
「でもさあ、おおかみさんって早寝過ぎない?」
「うーん。夜行性だから日中眠るんじゃないの?」
「あれ、夕方でしょ?あの時間に寝たら夜起きられないよ」
という会話も、娘との間でなされました(笑)。