題名と表紙の絵に惹かれて読みました。
表紙の絵は、懐かしい図書館カード。
図書館では、今やPC管理されているので、見かけなくなりましたね。
アメリカの図書館でも同じように管理していたのかが気になりました。
物語は、主人公のステラが借りた本が、返却期限の土曜日朝、見つからないというシーンから始まります。
それから、絵本探しが続くのですが、その時に介在した人も一緒に探すので、どんどん探す人が増えていくというのがミソ。
最後なんて、総勢20名にもなって探すのです。
一緒に探す人たち皆が、その探している本を読んでいて、思い思いの感想を述べますが、一体どんな本なのか読みたくなること間違いありません。
結局、オチとしては灯台下暗しという感じ。
絵自体が、ちょっとマンガチックなので見るだけでも楽しめる絵本です。
図書館の期限は守らないとならないという当たり前のことを、諭してくれる側面も期待できるかと思います。