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寿命図鑑」 渡”邉恵’里’さんの声

寿命図鑑 絵:やまぐち かおり
出版社:いろは出版
税込価格:\2,970
発行日:2016年08月
ISBN:9784866070100
評価スコア 4.55
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みんなの声 総数 10
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  • 切ない寿命、壮大な寿命

    あらゆる寿命をイラストで紹介した図鑑。動物、植物、機械、建物、人類、天体…など、最後には出演者全員を、寿命の短い順にならべた豪華な場面もあり、非常に哲学的な絵本。いろいろなものの寿命を眺めていると、自分の人生をどういきようか改めて考えてみたりもする。
    個人的には、食肉になる牛や豚の寿命が一番心に残った。本来ならもっと長生きできる命だが、肉として出荷されるのは数か月(豚)、2年(牛)。人間なら小学生〜中学生くらいの子どもの頃に、食肉としてと殺されるようなものだろうか。「食べられる命」と言って泣いている豚のイラストが、悲しい。生き物は、何かを殺して命を取って生きている。この事実が重い。
    物の命については、家電製品や靴などの寿命が意外と短くて驚いた!うちでは「使用不能」になるまで原則使っているので、ぐっと長い。革靴などは靴底のビニールを張り替えて、10年くらいにはなるだろうか?この本によると、数か月とあるが、個人差があるのだろうか。物は大事に使えば結構持つのだよ。
    寿命を長くできるかどうか、自分の寿命はどのくらいなのか、あれこれ考えて、なんども見返したい哲学の絵本だ。

    読みごたえがあるので、大人にもおススメしたい。

    投稿日:2019/01/04

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