6歳の娘と読みました。
星さんのシュールな世界がクセになってきた私たちですが、
前半の「友を失ったー」は、短いけれど、
とっても考えさえられる物語です。
ゾウといえばとっても身近で、子供たちの中でもメジャーな動物。
そのゾウが、未来の世界ではどんどん数が減って行って、
地球上最後の一匹のゾウがついに息絶えるというお話。
これは人類に対する警笛として、深く心に残りました。
絵本の話だから、では済まされない。
私たち一人一人が、地球上の生態系をもっと真剣に大切にすべきだと
語りかけてくれるお話です。
「とりひき」の方はとってもシュール!
これぞ星さん!といったお話です。
分かりやすいので6歳の娘もとってもぐっときたようでした。
2本立てのお話、一粒で2度おいしい。
是非お勧めしたい一冊です!