題名から、コメディー?という印象でしたが、
町田尚子さんの表紙の絵を見て、一風の冷気を感じました。
妖怪えほん『あずきとぎ』の方ですよ。
そこここの空気感を感じてしまいます。
ストーリーは、田舎から都会に嫁入りのために、
人間に化けてやってきたたぬきたちの珍道中。
その驚き具合に思わず笑ってしまいますが、
彼らの視点に、何やら人間の何かを見透かされているような…。
それでも、フィナーレの桜の下の婚礼は幻想的。
たぬきたちの化け具合が、独特の存在感です。
特に、花嫁の美しさが、不思議な世界観に感じられました。
少し奥深いので、小学生くらいからでしょうか。