小学4年生の男の子の目線のお話
お母さんは いつも 早く早くと口癖のように言う 専売特許とはうまいこと言う
ぼくは 友達に無視されて イライラして 鞄を投げつけた ちょうどねこのトラにあたった
3年生までは仲良しだったのに・・・・・4年になって亜樹斗くんが「ぼくのまねばっかりして うざいんだ おまえは敵 もう 離れてくれ」と無視するようになった
子ども関係もなかなか 難しいものです
夏休みにおばあちゃんの家でのんびり過ごしましたが 元気だったおじいちゃんが突然死んでしまい おばあちゃんは 悲しみます
おばあちゃんは 戦争の時中国から引き揚げてきて 泣いたら殺されるから 声を出さずに泣くのです
こんな経験をしたおばあちゃんが かわいそうです
二学期がはじまり ベトナムから二人の男の子が転校してきました
そして 冬休みのまえ ちょうどクリスマスの日事件が起こります
亜樹斗くんが 女の子を突き飛ばし 大けがさせるのです
ぼくは すごく心配です 無視されていましたが やっぱり友達
亜樹斗は あくまが むくむくおきてしまっただけ 本当は優しいんだ
おばあちゃんは 「人間は天使とあくまでできているから あくまが 顔を出さないように 気をつけなくてはね」 優しい言葉をかけてくれます
ぼくはこの事件を いろいろ考えて 亜樹斗のことが 今まで以上に 身近にかんじたと思うのです
子どもたちもいろいろ大変なことを抱えて生きているんだなあ〜
そんな子どもたちに寄り添ってやれるような 大人でありたいです
このお話は 子どもたちにも読んでほしいです そして大人にも 子ども心をくみ取れるように 読んでほしいです