アポロ計画「ソフトウェア・プログラミング」の責任者、マーガレット・ハミルトンの物語です。
映画やテレビ番組でアポロ計画を観るたびに、とても頼りなく見える設備に驚きます。「これで、月に行ったんだ!?」と。
でも、月への旅を実現させたのはモノではなくて、人間の叡智なんですね。
若いマーガレットが抱く沢山の疑問、考えて、取り組んで…好きなことや、必要なことに、またまたガッチリ取り組んで…。自分の好奇心に率直なすがたは、とても清々しくて、読んでいて勇気がわいてきました。
訳者の鳥飼玖美子先生のあとがきより、
「人類の未来をになうすべての子ども達へ」贈りたい、一冊です。