安房直子さんの作のお話です
いろんなお話がありますが 「おでん 雪窓」は 登場人物の おでん屋のおじさんと たぬきが 絶妙ないいコンビなんです
たぬきは 「三角のぷるぷるっとしたやつください」と人間に化けて屋台にやってくるところから始まり・・・・
おじさんとたぬきは 絶妙な深い関係になっているんです
おじさんの優しさ たぬきがおじさんを慕うところ いいですね〜
お話は長いのですが 山本孝さんの絵が また いいんです
雪の降る寒い中で おでん屋の屋台で二人が酒を飲んでいるのが なんとも 温かくなるんです
おじさんが昔のことを語るところは 涙が出てきました
我が子が病気で おぶって 医者に連れて行くのですが・・・
泣けます
おでん屋に現れた 色白の女の人 雪女?
いえいえ おじさんの娘によく似ていたんです
女の人(美代をいう名の) おじさんは忘れ物のしろいてぶくろを届けようとたぬきと一緒に 雪の中を峠を越えていくのです
そこに登場した 子おにたちや天狗がおもしろい
お話が どんどん 盛り上がり 安房さんのお話に引き込まれました!
たぬきは おじさんが大好きです
二人の関係と 美代の登場 雪窓のお話を お奨めします