私も生まれた時から高校生まで、母方の祖父と同居していた時期がありますが、この難しさよくわかります。
小さい時には大好きなおじいちゃんでも、そんなおじいちゃんも確実に歳をとり元気はつらつだけのおじいちゃんではなくなっていく・・耳が遠くなり、その存在自体にも少し鬱陶しさを感じてしまったこともあったり。
そして、自分も思春期という時期にさしかかると、家族より自分や友達という気持ちになっていく微妙な年齢。
この色々なタイミングで、そう、昔とは想いや気持ちにどこかズレを生じてしまう。
でも、やっぱり大切な人であることは確かで。
老いる、それを見守る、そんなことについて考えさせられる1冊に思いました。